早朝に近くの神社に初もうでに行ってきました。寒波襲来で猛烈に寒かったですが、新春を迎え身の引き締まるような感じでした。

お正月はお屠蘇で祝い、おせちを食べ、初もうでに行くなど定番の行事がありますが、もう一つお世話になった方への挨拶というのもあります。

私も若い頃は結婚式の仲人をしていただいた方にお正月のご挨拶に行っていました。そのことに関しお正月になると思い出すエピソードがあります。

当時私は神戸に住んでおり、仲人さんの家は南大阪でした。挨拶を終え帰路に着きました。

ちょうど大阪駅で快速電車が到着しており、私たち夫婦と私が抱く二歳の娘は最後尾の車両に飛び乗りました。ところが周囲の様子が変であることに気づくまで時間は要しませんでした。

その最後尾の車両には立っている客は私たちだけで、他の人は全員行儀よく席に座っていました。

しかも全員が黒っぽい服装をした男性ばかりで、話し声ひとつありません。恐らく全員その筋の方たちで神戸のどなたかの家へ挨拶に行くのでしょう。

私たちは前方は見ずに車掌さんのいる後ろの景色をずっと見ていました。特別怖かったというのではありませんが、異様な状況に緊張感がありました。

その方たちは元町で下りましたが、下りる時は下っ端がドア前に立ち、一番偉そうな人を先に下ろしていました。緊張感が一気に緩んだのは言うまでもありません。